アプリのアイコンの登録商標【5選】

まとめ

・スマホ用のアプリのアイコンは、商標としての機能を発揮します

・近年、アプリアイコンの画像が、多数、商標出願されています

・アプリのアイコンの代表的な登録商標を、5つ紹介します

はじめに

あなたは、どのようなアプリをスマホにダウンロードしていますか?

世の中には、数多くのアプリが存在して、色々なアプリをダウンロードしているかと思います。

アプリをダウンロードすると、スマホにはアイコンが表示されます。

よく使用するアプリであれば、アプリのアイコンを見ただけで、何のアプリか、判断できます。

つまり、アプリのアイコンは、商標としての機能を発揮しています。

商標の弁理士として働いていると、近年、スマホのアイコンの画像を商標出願したいという依頼も、よく受けます。

アプリのアイコンの登録商標

アプリのアイコンの登録商標を5つ紹介します。

この中には、あなたが、普段、よく目にする登録商標も含まれているかと思います。

LINEアイコンの登録商標

コミュニケーション用のアプリ、LINEのアイコンの登録商標になります。

(商登第6006627号)

ユーザー同⼠であれば、国内・海外、通信キャリアを問わず、無料で⾳声・ビデオ通話・トークが楽しめます。

老若男女問わず、日本中で、多くの人が利用しています。

Instagramアイコンの登録商標

SNSアプリ、Instagram(インスタグラム)のアイコンの登録商標になります。

(商登第5938265号)

日本だけではなく、世界中で人気があり、全世界で月間10億人以上が利用していると言われています。

特に若年層からの支持が厚いSNSサービスになります。

PayPayアイコンの登録商標

キャッシュレス決済アプリ、PayPay(ペイペイ)のアイコンの登録商標になります。

(商登第6182328号)

2018年10月にソフトバンク社とヤフー社が共同でスタートしたサービスになります。

頻繁にテレビCMしているので、アプリをダウンロードしていなくても、この登録商標を知っている人も多いかと思います。

Youtubeアイコンの登録商標

オンライン動画共有プラットフォーム、Youtube(ユーチューブ)のアプリアイコンの登録商標になります。

(商登第5891180号)

なお、特許庁での審査では、この商標は、再生ボタンであると理解するにすぎず、識別力(特徴)がないと判断され、拒絶されました

しかし、この判断に対して、拒絶査定不服審判を請求して、反論することで、商標登録が認められました。

radikoアイコンの登録商標

スマホでラジオが聴けるサービス、radiko(ラジコ)のアイコンの登録商標になります。

(商登第6152155号)

2010年3月から開始されたサービスになります。

このアプリを利用することで、インターネット環境があれば、様々なシーンでラジオが楽しめることができます。

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