【実例あり】商標登録を最速で終わらせる方法とは?たった4ステップでOK!

「商標登録って時間がかかるんでしょう?」

よくいただくこの質問。

確かに通常、商標登録には出願から完了まで7〜9ヶ月ほどかかるのが一般的です。

しかし実は、いくつかのステップを意識することで、2ヶ月ほどで登録に至るケースもあります

この記事では、

  • 出願から最速で登録に至った実例
  • 短縮のために押さえるべき4つのステップ
  • 注意点や実務上のコツ

を、商標専門の弁理士がわかりやすく解説します。

「少しでも早く登録したい」「最短ルートを知りたい」という方は、ぜひ最後までご覧ください。

以下のような人に読んでほしい!

・自分の商標をなるべく早く商標登録したい人

・商標登録を早める制度やポイントを知りたい人

・商標出願を検討している人

記事の信頼性
記事の信頼性

すみや商標知財事務所の代表弁理士(登録番号18043)が執筆しています

・商標専門の弁理士として、13年以上、働いています

最速で商標登録したいという願望を叶えてきました

・初心者向けに分かりやすく説明するのが、得意です

複雑な手続きも丸ごとサポート!

【業界では珍しい商標専門の弁理士】

通常、出願してから、商標登録になるまで、7~9ヵ月程度!

スムーズにいっても、通常、商標出願してから、商標登録になるまで、7~9ヵ月程度、掛かります

例えば、以下の登録第6783473号の商標登録は、2023年8月10日に出願して、2024年3月1日に登録されました。

商標出願してから登録になるまで、約7ヶ月、掛かっています。

虎さん
虎さん

案件によって、登録までの期間が大きく違うので、注意です!出願してから、1年経っても、商標登録になっていないケースも、多数、あります

商標登録になるまでの期間については、以下の記事で、詳しく紹介しています。

商標登録にかかる期間は?登録が遅くなる原因と早める方法も徹底解説

なお、商標出願する前に、商標調査や商標出願の願書(申請書)の作成をします。

そのため、実際に、商標出願しようと思ってから、商標登録になるまでには、さらに時間が掛かります

最速で商標登録にする方法を4ステップで紹介!

商標登録になるまで、そんなに待てないという相談は、よく受けます。

そこで、筆者が提案する、最速で商標登録にする方法は、以下の通りです。

Step 1
ざっと先行商標をチェック

先行商標を簡単に確認するだけであれば、1日も掛かりません

Step 2
調査した結果、問題なければ、なるべく早く商標出願

願書(申請書)の作成時間を短縮するため、できれば、弁理士に依頼しましょう

Step 3
商標出願したら、早期審査を申請

早期審査が適用になれば、大幅に審査期間を短縮できます

Step 4
審査が終わり、登録査定が届いたら、すぐに登録料を納付

【Step1】 ざっと先行商標をチェック

同一もしくは類似の先行商標が存在した場合、商標登録が遅れる、もしくは、そもそも、商標登録できない危険性があります。

あまり時間を掛けられない場合でも、事前に、ざっと先行商標をチェックしましょう

公開データベースの「J-PlatPat」を利用すれば、誰でも、先行商標を調べられます。

なお、先行商標の調べ方については、以下の記事で、紹介しています。

先に登録されていないか不安?出願・登録商標の検索方法を弁理士が具体的に解説!

商標調査に慣れていなければ、調査ミスする危険性があるので、弁理士に依頼することをお勧めします

虎さん
虎さん

筆者のような商標専門の弁理士の場合、ざっと先行商標をチェックするだけなら、1日も掛からず、短時間で対応できます!

【Step2】 調査した結果、問題なければ、なるべく早く商標出願

調査した結果、同一もしくは類似の先行商標が見つからなければ、なるべく早く商標出願しましょう。

できれば、以下の理由より、弁理士に依頼することをお勧めします。

早めに商標登録したいなら、弁理士に商標出願を依頼すべき理由

① 商標出願の願書(申請書)を作成する時間を短縮できる

② 願書(申請書)の書式に不備があると、審査が長引くから

③ 指定商品・役務の表示が不明確だと、審査が長引くから

また、フットワークが軽く、迅速に対応してくれる弁理士に依頼しましょう。

対応が遅い弁理士だと、商標出願まで、時間が掛かる危険性があります。

【Step3】 商標出願したら、早期審査を申請

早期審査が適用されれば、大幅に審査期間を短縮できます。

早期審査を適用するために、特許庁に「早期審査に関する事情説明書」を提出しましょう。

また、以下の通り、早期審査には利用条件があるので、注意です。

特許庁のホームページより)
虎さん
虎さん

出願商標を既に使用している、もしくは、使用の準備を、相当程度、進めていることが、必須の条件です!

早期審査の申請方法や利用条件については、以下の記事で、詳しく紹介しています。

商標審査を早く終わらせるには?「早期審査制度」を弁理士が分かりやすく解説

【Step4】 審査が終わり、登録査定が届いたら、すぐに登録料を納付

特許庁の審査官が、商標登録を認めると判断したら、登録査定が届きます。

早期に商標登録にするために、登録査定が届いたら、すぐに登録料を納付しましょう

初心者くん
初心者くん

どうやって、登録料を納付するんですか?

虎さん
虎さん

具体的には、「商標登録料納付書」を特許庁に提出します!

登録料の納付については、以下の記事で、紹介しています。

商標登録料の納付方法完全ガイド|納付書の記入例と注意点

紹介した4ステップの方法で、2ヶ月程度で、商標登録できるかも!?

上記のようなステップを踏めば、2ヶ月程度で、商標登録できる可能性があります。

実際に、早期に商標登録できた実例を紹介します。

第6701600号の商標登録は、2023年4月3日に商標出願して、5月25日に商標登録されました。

商標出願してから、商標登録になるまで、2ヶ月、掛かっていません。

この案件では、①早期審査を申請していて、②登録査定が届いた当日に登録料を納付しています。

実例を踏まえると、ご提案したステップで対応できれば、商標登録までの期間を2ヶ月程度に短縮できる可能性があります。

本記事のまとめ

・商標出願してから、商標登録になるまで、通常、7~9ヵ月程度、掛かりますが、より早く商標登録を取得したいというニーズは高いです

早期審査の活用フットワークの軽い弁理士への依頼などで、商標登録になるスピードを速められます

・実例を踏まると、商標登録までの期間を2ヶ月程度に短縮できる可能性があります

早めに商標登録したければ、商標専門の弁理士の筆者にご相談!

最速で商標登録する方法を紹介しましたが、自分でやると、他の仕事・業務もあるので、迅速に対応できない可能性があります。

また、レスポンスが遅い弁理士や商標業務に慣れていない弁理士に依頼すると、商標登録が遅れる危険性があります。

早めに商標登録したければ、商標専門の弁理士である筆者(角谷 健郎)にご相談ください。

レスポンスの迅速さ・フットワークの軽さは、お客様から、よく褒められます。

ご依頼いただければ、早期の商標登録に向けて、全力でサポートします!

事務所HPからもご相談いただけますが、以下のフォームからも簡単にお問い合わせいただけます。

最速での商標登録を実現!

【24時間365日、対応します!】

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