【ロゴの商標登録】5つの商標登録のメリットを紹介!

様々な企業や個人が、自分のロゴを作成して、ビジネスに使用しています。

商標登録に掛かる費用は、安くはありませんが、多くの方が、自分のロゴを商標登録しています。

自分のロゴを商標登録するメリットは、何でしょうか?

以下のような人に読んでほしい!

・ロゴを商標登録するメリットを知りたい人

・自分のロゴを商標登録しようか、迷っている人

・ビジネスで、大々的にロゴを使用している人

この記事を読めば、自分のロゴを商標登録するメリットが分かります。

記事の信頼性
記事の信頼性

すみや商標知財事務所の代表弁理士(登録番号18043)が執筆しています

・商標専門の弁理士として、12年以上、働いています

これまで、膨大な量のロゴの商標登録をお手伝いしました

・初心者向けに分かりやすく説明するのが、得意です

ロゴを商標登録することは多い!

文字商標で、商標登録することが最も多いですが、その次に多いのが、ロゴでの商標登録です。

実際に、数多くのロゴが、商標登録されています。

初心者くん
初心者くん

ロゴの商標登録は多いんですね

虎さん
虎さん

ロゴは、消費者の記憶に残りやすいです!そのため、ロゴでの商標登録は有効で、商標登録することが多いです

ロゴを商標登録する5つのメリット

ロゴを商標登録するメリットは、以下の5つです。

  • 商標登録したロゴを独占的かつ安全に使用できる
  • 他人のロゴの模倣を防げる
  • 商標登録の類似範囲で、文字の商標もカバーしうる
  • ロゴ化することで、商標登録できることもある
  • 他者へのライセンスに商標登録を利用できる

それぞれのメリットについて、説明していきます。

商標登録したロゴを独占的かつ安全に使用できる!

商標登録を取得することで、登録商標のロゴを独占的に使用できます。

また、商標登録を取得せずに、ロゴを使用していると、第三者の商標権を侵害している危険性があります。

虎さん
虎さん

第三者の商標権を侵害すると、名称の変更に追い込まれる可能性があります!

しかし、商標登録を取得すれば、そのようなリスクを排除でき、安全にロゴを使用できます

他人のロゴの模倣を防げる!

商標登録を取得すれば、商標権の侵害者に対して、その侵害行為の中止を請求できます

同一の分野で、商標登録したロゴと同一又は類似したロゴを他人が使用した場合、商標権の侵害を主張できます。

商標登録の類似範囲で、文字の商標もカバーしうる

登録商標と類似する範囲まで、商標権の効力が及びます。

例えば、ソフトバンクは、「」のロゴを商標登録しています。

」は、「Softbank」と類似する可能性が高いです。

よって、他人が「Softbank」の文字を使用した場合、「」の商標権に基づき、権利行使できるでしょう。

虎さん
虎さん

類似範囲まで、商標権の効力が及びます!そのため、ロゴを商標登録して、文字を商標登録しないこともあります

ロゴ化することで、商標登録できることもある

商標としての特徴性(専門的に言うと、「識別力」)がない商標は、原則、商標登録できません。

たとえば、以下のような商標は、原則、商標登録できません。

  • 「AB」などのアルファベット2文字
  • 「東京」などの地名
  • 「フランス」などの外国の国名
  • 「鈴木」などのありふれた苗字
  • 「777」などの数字

このような商標は、他人の商品・サービスと区別できないからです。

商標としての特徴性(識別力)を有さない場合、商標をロゴ化することで、このような拒絶理由を回避できます

例えば、アルファベット2文字(「JP」と「JR」)でも、以下の通り、ロゴ化して、商標登録しています。

他者へのライセンスに商標登録を利用できる

企業が大きくなったり、自社の製品やサービスが人気が出たりすると、他者に自分のロゴをライセンスすることがあります。

例えば、他者とコラボして、自分のロゴを使用させる場合、他者にライセンス(使用許諾)します。

他者にライセンスした場合、商標権者はライセンスの対価として使用料を受け取れます。

また、フランチャイズ展開する場合も、ロゴの商標登録を利用できます。

ロゴの商標登録に興味があれば、商標専門の弁理士に相談!

実際に、ロゴを商標登録しようと思ったら、分からないことも、多数、出てくるでしょう。

ロゴの商標登録に興味があれば、商標専門の弁理士に相談しましょう。

なお、商標専門で、初心者向けに特化した弁理士事務所の「すみや商標知財事務所」にご相談いただければ、親身になって、対応します。

初回の相談料は無料!

まとめ

・ロゴを商標登録すれば、ロゴを独占的に安全に使用できます。また、他者が模倣した場合、商標権の侵害を主張できます

・また、ロゴ化することで、商標登録できるケースもあり、さらに、他者とコラボしたり、フランチャイズ展開した場合に、ロゴの商標登録を利用できます

・ロゴを商標登録すれば、多くのメリットを得られるので、実際、自分のロゴを商標登録することが多いです

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